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炭酸ガスを使った胃カメラ

無痛で炭酸ガスを使った胃カメラ

上部内視鏡検査には、鼻から挿入する経鼻内視鏡と口から挿入する経口内視鏡の2つのタイプがありますが、当クリニックではどちらにも対応しています。当院では微細ながんなどの病変を素早く正確に発見できるように特殊な波長の光や画像処理、拡大倍率最大135倍で早期発見を心掛けています(経口内視鏡に装備)。病理検査(顕微鏡検査)の結果を待たずして良性、悪性の区別を大方つけることができます。

富士フイルムの最新鋭内視鏡システム「ELUXEO 7000システム」導入

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炭酸ガス(CO2送気)を使用

大学と同じように当院では空気の代わりに炭酸ガスを使用して消化管を膨らませます。
検査中は観察のために胃を膨らます必要がありますが、当院では空気で胃を膨らます代わりに炭酸ガスを使用します。吸収されやすく呼気として自然に排出されるためお腹の張りが素早く解消されるため、検査後は空気よりも圧倒的に楽です。在籍していた大学で導入当初は研究として炭酸ガスモニターを使用し血中のCO2濃度を測定しておりましたが、安全性が確認されたため現在、炭酸ガスモニターは使用しておりません。
(腹腔鏡手術も同様に腹腔内へ炭酸ガスを使用して膨らませるのが世界標準です)

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内視鏡用炭酸ガス送気装置 GW-100

基本的には経口内視鏡の場合は点滴による鎮静剤を使用致します。

反射の強い方は経鼻内視鏡の場合でもご希望により鎮静剤使用の対応を致します。
また、午後の検査を希望される方は当日朝7時までにいつもの半分程度をお召し上がりください。なお、症状によっては当日検査にも対応しております。

胃癌検診

当クリニックでは自治体で実施している胃癌検診も行うことができます。

当院での上部内視鏡検査の当日の主な流れ(経鼻・経口)

01

消泡剤を服用

問診後に消泡剤を服用します。

02

麻酔を投与

経鼻内視鏡検査では、挿入する側の鼻の穴を選択した後、鼻腔(両側の鼻の奥)に麻酔薬を注入します。経口内視鏡検査では、咽頭麻酔が行われます。

03

検査開始(内視鏡挿入)

検査時は左側を下にしてストレッチャーで横になります。鎮静剤を使用する場合は、投与後に検査開始となります。

04

食道、胃、十二指腸の内腔を観察

食道、胃、十二指腸の内腔を観察します。

必要があれば組織の採取(生検)を行います。

05

ストレッチャーに寝たままリカバリールームへ移動

鎮静剤を使った検査の後は、鎮静剤の拮抗薬を投与して目覚めを促します。その後はしっかり覚めるまで少しお休みいただいております。当院ではストレッチャーに横になったまま患者様をリカバリールームへお運びして、そのままお休みいただけるようにしています。なお、リカバリールームは個別になるよう設計がされているため、プライバシーは守られます。

06

胃カメラと大腸カメラを同日に受けることができます

当院では、空気ではなく炭酸ガスを使用しているため検査後のお腹の張りが少ないために胃と大腸の内視鏡検査を1日で受けていただけるようにしています。胃カメラを行なった後にストレッチャーを回してそのまま大腸カメラを行います。
また、下剤を飲むのが辛いという患者様には検査前にレントゲンを撮っていただき腸閉塞の状態ではないことを確認してから、胃カメラで下剤を注入することもしております。希望される方で両検査を検討されている場合はご相談ください。

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