バレンタインの悲劇。「チョコで胃がムカムカ」はただの食べ過ぎではありません
- 目黒 ちはらメディカルクリニック
- 14 時間前
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ちはらメディカルクリニック目黒院長の千原直人が、日々病院に寄せられているさざまな質問に対して、簡潔にお答えしています。
今回の質問は、
「もうすぐバレンタインですが、チョコレートや甘いものを食べると、胸が焼けたり、酸っぱいものが上がってくる感じがします。 これってただの食べ過ぎですか?」

千原院長の解答はこちら。(院長のプロフィールは、こちらからご覧ください。)
これは逆流性食道炎の症状です。
チョコレートは逆流性食道炎(GERD)を悪化させやすい食品です。
胃食道逆流症のガイドラインにも取り上げられています。
チョコレートには逆流を起こしやすい要素がセットで入ってます
• 脂肪分
→ 胃排出が遅くなり、胃酸が逆流しやすくなる。
• テオブロミン(カカオ成分)
→ 下部食道括約筋(LES)をゆるめる
• カフェイン
→ 胃酸分泌↑、LES弛緩
以上、胸やけ・呑酸、逆流症状が出やすくなります。
『じゃあチョコはやめます』…
それも一つの正解です。
しかし、少量のチョコで症状が出るということは、すでに食道が荒れていたり、胃の入り口が緩んでいる可能性が高いです。
ただの胸焼けだと思っていたら、実は食道がんのリスクが隠れていた…ということもあります。
好きなものを美味しく食べるためにも、一度胃カメラで自分の胃の状態をチェックしてみませんか?


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